人は美しい景色や作品、人の営みと出会ったとき、心が動かされ、生きていることの実感や、よりよく生きたい、創造したいという意志が生まれます。「美しいもの」との出会いは生きていく源になるのではないでしょうか。
せきがはら人間村生活美術館は、関ケ原製作所2代目社長・矢橋昭三郎が社員と共に始めた「人間ひろば」づくりを原点にもつ、生活空間の中の美術を体感する美術館です。矢橋昭三郎が想い続けてきた夢「働くこと、美しいものとの一致すべきユートピア空間の実現」を形にした空間です。
広大な敷地内は、隣接する田畑や民家との垣根がなく、古戦場・関ケ原の歴史を紡いできた風景に溶け込むように美しい美術空間が広がります。里山の平和な暮らしを背景に、伊吹山から吹き抜ける風を感じながら、ゆったりと流れる時間を愉しむ ――― そんな美術館を目指し、私たちは日々環境を整備しています。
悠久の歴史が息づくこの地で、せきがはら人間村生活美術館との出会いが、新たなヒントや共感、新しいものの見方を、そして新しい未来を創造する源の1つになることを願っています。






























「生活美術館本館」「蔵ミュージアム」など、敷地内の一部の施設は、予約制のガイドツアーでご見学いただくことができますので、ご予約の上、足をお運びください。
せきがはら人間村生活美術館のコレクションを厳選してご紹介します。作品を通じて、自然や人間の営みを映し出す多彩な表現をご鑑賞ください。